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【無料送金-図解】振込手数料節約の裏技!無料を目指す

みなさんは引き落としの銀行口座って複数持っていませんか。家族間でも各々クレジットの支払いがあるので、結構お金が行き来します。それから、給料支払い口座の銀行が指定されていたり、毎月の支払いが提携銀行のミニ限定されていたり。

毎月のことなので、手数料を減らすというより0円にする方法を考えてみました。

 

各銀行で手数料が全然違う

手数料を調べてみると、色々な条件が重なって複雑です。

口座内残金がいくらだと、給料の振り込み口座とか色々条件があります。

今回は無料で口座間のお金の移動が目的なので、どこが安いかには注目しません。

同じ銀行間の振り込みは無料

いくつかの銀行で調べてみると、インターネットバンキング経由であれば同じ銀行間の振り込みは無料でできます。ということで、無料を目指すなら振込先の銀行に口座を持っている必要がありますね。

ですけど、給料などが振り込まれる口座と支払い先口座の銀行が違うことはかなり多いのではないかと思います。実はそれも解決する方法があるんです。

少しでも安いなんて中途半端はやめて、無料で送金を貫いてみたいと思います。

同行間の振り込みについては以下の銀行を調べました。

・三菱UFJ銀行

・みずほ銀行

・三井住友銀行

・イオン銀行

・りそな銀行

 銀行間送金の要は証券会社

証券会社というと、株や投資信託の売買に使う会社のことになります。

え?なんで証券会社が出てくるの?という疑問が出ると思いますが、実は証券会社を利用すると無料でお金を移動することができるようになります。

証券会社で株式の売買をするためにはお金が必要になります。このお金は証券会社の口座に入れる必要があるのですが、主要銀行から証券会社の口座への入金はほとんどの場合無料です。株で儲けようと思うのに振込手数料を取られていては誰も使いませんからね。

でも、証券会社にお金が入っても意味がないのでは?って思いますよね。実は、ネット証券会社では提携銀行の口座と証券会社の口座が直接つながっている場合があります。

私がお勧めしたいのはSBI証券と住信SBIネット銀行のハイブリッド口座と楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジです。これらの口座は証券会社と銀行間の口座が直接つながっていますので手数料という概念はありません。自分の口座の中で目的別にお金が分けられているイメージです。

私が考える無料送金フローチャート

皆さんに一番したかったのはこのフローチャートです。私の仕事は効率よく物事が動く仕組みを考えることですので、こんなフローチャートばかり作っています。

*1 口座残高に依って変化します。締め日に口座残高が30万円以上あれば3回まで無料です。

*2 口座残高や取引回数によって変化します。給与受け取り口座に指定すると3回まで無料になります。

いかがでしょうか。SBI証券と楽天証券を経由することで、ほとんどの銀行から別の銀行に無料で振込することができます。

例えば、楽天銀行を給与受け取り口座に設定し、SBI銀行に30万円常に入れておくようにします。UFJ銀行に入れてあるお金をみずほ銀行に10万円移そうと思ったとき、通常であれば330円掛かってしまいますが、三菱UFJ→SBI証券→住信SBIネット銀行→みずほ銀行とすれば無料で送金ができます。しかもこれが合計6回まで無料で可能です。

少し手間は増えるのですが、何十ヶ所に振り込みがない限りは無料で振込ができるようになります。更にこの住信SBIネット銀行と楽天証券は元々振込手数料が安いので、無料回数を超えた場合でもお得になります。

SBI証券と楽天証券は無料で口座が作れます

口座を作るのは無料ですので、株の売買の計画が無くても損はしません。株や投資信託と聞くと身構えてしまいますが、使わなければ何も害はありません。

↓SBI証券へはここからどうぞ


また、将来的に株主優待のもらいたいと考えているのであれば、株価が下がったタイミングですぐに買える準備として口座を作っておくのは有効だと思います。優待については別の記事に少し書いていますので、興味があればそちらもご確認ください。

 

コロナウィルスの影響もあり、急激に株価が下がっていますのでこのチャンスは逃したくないですね。

住信SBIネット銀行と楽天銀行も無料で口座が作れます

証券会社の準備と同時に銀行口座もセットで申し込みましょう。振込回数の制限は口座残高によって決まります。

住信SBI銀行の場合

振込が無料になる条件を以下に簡単にまとめました。ほかにも条件はありますが、概ねこの内容です。何もしていない状態で月1回の振り込みは無料となります。常に30万円入れておけば月3回は無料となりますね。

ランク 無料振込回数 条件
15回/月 500万以上の口座残高
7回/月 100万以上の口座残高
3回/月 30万以上の口座残高
1回/月 なし

楽天銀行の場合

口座残高を締め日に100万円入れておけば3回/月まで他行振込無料となります。もっと簡単な方法は給与受け取り口座に指定してしまうことです。概略は以下の通りです。

楽天銀行口座を給与/賞与/年金の受取口座に指定し、実際に「給与」や「年金」の受取があると、他行振込手数料が翌月3回無料になります。

ATM利用手数料(無料回数)、他行振込手数料、楽天スーパーポイント獲得倍率は スーパーVIP(残高300万以上または取引30件以上)で7回/月、3回/月、3倍 VIP(残高100万以上または取引20件以上)で5回/月、3回/月、3倍 プレミアム(残高50万以上または取引10件以上)で2回/月、2回/月、2倍 アドバンスト(残高10万以上または取引5件以上)で1回/月、1回/月、1倍 ベーシック(エントリー)でなし、なし、1倍 全て振込手数料の楽天スーパーポイント払い支払可能楽天銀行公式サイトより引用(ほかにも条件があることがあります)

 

【徹底比較】証券会社連携銀行を調べてみた。楽天銀行 VS 住信SBIネット銀行 VS GMOあおぞらネット銀行証券会社と連携しているネットバンクについて調べてみたら、結構お得な内容が多かったので記事にしてみました。 結論として、証券会社を使...

 

要点まとめ

・証券会社とネット銀行の連携で振込が無料になる

・証券会社も銀行も口座を作るのは無料