まだコロナが流行る前、とあるデパートでイングリッシュティー展がありました。
そこで数年前にロンドンで購入したチャイの紅茶を思い出したので、メモ代わりに記事にしてみました。
公式HPより
東インド会社は今もあった
東インド会社って知っていますか。世界史でお馴染みの貿易会社ですね。「レキシ」という音楽ユニットでもネタにされています。
今回紹介するのは当時の東インド会社ではなく、2010年に再度商標登録された紅茶の東インド会社です。
本社はロンドンですが、インド生まれのイギリスの実業家サンジブ・メフタが立ち上げた会社になります。これで本当にインド会社になれたかもしれません。
おすすめしたボンベイチャイ
数年前にロンドンに行ったときに、お土産用アソートとして小さな紅茶の5種セットを買って帰りました。その中にあったのがボンベイチャイティー(Bonbay Chai)でした。
インドの高級茶葉にシナモン、クローブ、カルダモンを加えた紅茶です。
ミルクを入れると一層美味しく頂けます。1699年に東インド会社はアウンジャー氏をインド総督に任命、インドに於ける茶園の発展にお尽くした。
インドで紅茶と言えばチャイなのですが、日本で飲むチャイは味が調整されていて甘いものだと思います。
ボンベイチャイは紅茶にスパイスを加えたものなので、紅茶の茶葉です。しかし、日本で飲む紅茶にはないスパイスの香りがあり、ミルクと合わせて飲むとチャイ感が増します。私が気に入っている部分は、砂糖を自分で入れられることです。仕事中に飲むことが多く、ついつい飲みすぎてしまうことから、甘い飲み物を避けています。そんななか、スパイスの香りで甘みが無くても味わい深い紅茶が楽しめるボンベイチャイは私のお気に入りです。
先日の英国紅茶店では残念ながらボンベイチャイの単品は売っていませんでした(アソートの中にはありました)。もしボンベイチャイを見かけた際にはぜひ試してみてください。